私の場合、服のコーディネートをする時まず「着やせ…」と頭に浮かんでしまうポッチャリ体型です。でもよくよく考えてみると、それよりももっともっと重視しているのは「場に相応しいか」と「トータルでまとまっているか」でしょう。例えば山や海に行く時の服装と、映画館や美術館に行く時の服装は変えると思います。山や海に行くのなら動きやすく、多少汚れても構わないものにしますし、映画館や美術館に行くのならちよっと大人しめにシックなものを選ぶはずです。それは洋服によって自分の気分を高めたいからです。山や海に行くのにシックな服装を選ぶと何だか自分もトーンダウンしそうです。逆に映画館や美術館に行くのにラフな服装にすると自分が落ち着かなくなりそうなのです。もう一つ重視しているのは全体のバランスです。色は多くても３色くらいにまとめます。あまりいろんな色を使うとゴチャゴチャして良くないと思うのです。柄物は一つのアイテムのみ、あとは無地にするのも同じ理由ですね。色を３色以内に収めると何もしなくてもバランスが取れる感じがします。必ず全身鏡に映してチェックします。その上でなるべく着やせするようにコーディネートするのでなかなか我ながら大変です。でもそれも実は楽しい作業なのです。
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